原生花園
|
小清水「原生花園」網走国定公園の提灯です。提灯の右側には原生花園に咲くハマナスと濤沸湖の向こうに見える斜里岳が描かれ、左側には知床連山とエゾキスゲが描かれています。
原生花園とは湿原や砂丘などに沢山の花が咲くエリアのことで、オホーツク海沿岸に多く見られます。
中でも、小清水の原生花園は、網走国定公園の中にあり、ピークである6〜8月にかけては約40種類の花が咲き乱れ、中でも、エゾスカシユリ、エゾキスゲ、ハマナス、クロユリが美しくその時期には多くの観光客で賑わいます。特に6月中旬から7月下旬がもっとも美しい時期と言われています。
小高い砂丘の上からは、斜里岳、知床連山、藻琴山、能取岬などがを見渡すことができ、5〜10月の間はJR釧網本線の原生花園駅が臨時停車駅となるので、下車して行くこともでき、仮に下車をしないまでも、列車の車窓から花の咲き乱れる原生花園を楽しむこともできます。
釧網本線で網走から20分程度で、それなりの本数の列車が走っており、原生花園駅の目の前が原生花園なので、公共交通機関で十分に行く事ができる観光地です。