げいび渓
日本百景の一つに数えられるげいび渓は、北上川支流の砂鉄川が石灰岩を侵食してできた約2キロkmに渡って続く渓谷です。
川岸には高さ50mを超す断崖絶壁がそびえ、国の史蹟名勝天然記念物にも指定されており幻想的な深山幽谷となっています。
船頭が棹一本で巧みに舟を操る舟下りでは、「げいび追分」を聞きながら、春の新緑にはじまり藤、山百合、ゲイビセキショウなどの花々、鮮やかな紅葉、小鳥のさえずり、水面を跳ねる川魚など、四季折々の色彩と風情を楽しむことができます。
また、雪が舞う冬の期間は、「木流し鍋」を味わいながらの「こたつ舟」が運行されます。
「木流し」とは、かつて猊鼻渓の周辺で伐採した赤松を筏(いかだ)に乗せて砂鉄川から北上川へと流して運んだ人の事で、この「木流し」が伝統食として仕事の合間に食べていたのが鶏肉や大根、ニンジン、ゴボウなどを刻んで味噌で煮た「木流し鍋」です。
冬の雪の季節には「木流し鍋」を食べながら水墨画のような風景を楽しむことができます。
舟下りの所要時間は往復で約90分。慌ただしい日常を忘れ、ゆったりとした時間を味わうことができます。
げいび渓(猊鼻渓)へのアクセスは、
JR猊鼻渓駅から徒歩5分
JR一ノ関駅から「岩手県交通バス」で「げいび渓口」まで約40分。
JR摺沢駅から「岩手県交通バス」で「げいび渓口」まで約20分。
JR平泉駅から「岩手県交通バス」で「げいび渓」まで約35分。(季節運行)
JR猊鼻渓駅から徒歩5分
JR一ノ関駅から「岩手県交通バス」で「げいび渓口」まで約40分。
JR摺沢駅から「岩手県交通バス」で「げいび渓口」まで約20分。
JR平泉駅から「岩手県交通バス」で「げいび渓」まで約35分。(季節運行)
参考:いちのせき観光navi