エイサー
沖縄最大のエイサーイベントが「全島エイサーまつり」です。
このお祭りは、毎年旧盆明けの最初の週末、金、土、日の3日間かけて行われます。
60年もの長い歴史をもつ「全島エイサーまつり」は、沖縄を代表する伝統行事です。
初日にコザ・ゲート通りでの「道ジュネー」、2日目に沖縄市の青年会による「沖縄市青年まつり」、そして3日目に北部・中部・南部から選ばれし青年会による「全島エイサーまつり」が行われます。
「全島エイサーまつり」の魅力は、いろいろな形のエイサーが見られることです。
同じエイサーでも、各地域によって違った特徴があります。
昔から受け継がれる伝統エイサー、ポップスを取り入れた現代の創作エイサー、空手を取り入れたエイサーなど、全島エイサーまつりではあらゆる地域のエイサーを一気に楽しめます。
また、各エイサーには、白塗りの顔に滑稽な踊りをする道化師のような「ちょんだらー」がおり、エイサーを盛り上げてくれます。
「全島エイサーまつり」の2日目と3日目には、エイサーのプログラム終了後に観客も一体となってカチャーシー(沖縄の手踊り)を踊ります。
沖縄では、祭りや結婚式などの行事の後にカチャーシーを踊るのが定番となっているのです。
全島エイサーまつりは観客参加型のため、全員で盛り上がれます。
また、レーザーショーや花火といったお祭りらしいイベントも行われますので、夏らしさを満喫できます。