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中尊寺&平泉

  • 中尊寺
    中尊寺

奥州藤原氏初代清衡は、12世紀初頭、平泉を拠点とし、中尊寺に金色堂を建立しました。
四代の泰衡の時に、頼朝に屈し、藤原氏は滅亡しますが、その後も金色堂、経蔵、金色堂覆堂などは良好な状態で保存され、世界遺産委員会は、「重厚に金箔を押した中尊寺金色堂は、12世紀から残る唯一のものであり、奥州藤原氏の巨大な富を反映している。」とし、世界遺産として高く評価しています。

提灯には藤原氏三代が描かれています。
それぞれの功績は
(初代)藤原清衡、中尊寺金色堂を建立。)
(二代)藤原基衡、毛越寺を造営。
(三代)藤原秀衡、無量光院を建立。

また、提灯には、松尾芭蕉が奥の細道で詠んだ「五月雨の降り残してや光堂」が描かれています。
ここで言う光堂は金色堂の事で、その意味は、「年々降り続いて、すべての物を朽ちさせてきた五月雨も、この光堂だけは降り残したのだろうか。その名のように、数百年を経た今も光り輝いているよ。」という意味だそうです。

JR「平泉駅」から「岩手県交通バス」(平泉町巡回バス『るんるん』)で約10分、「中尊寺」下車。