地球岬
「地球岬」は、100m前後の断崖絶壁が連なり、快晴の日には展望台から太平洋を一望できる国内でも有数の景勝地です。
「宗谷岬」と「開陽台」とともに地球が丸く見える「北海道三大観光スポット」で、「雄冬岬」と「落石岬」とともに「北海道三大秘岬」の一つでもあります。
元日には、初日の出を参拝するため、地元だけではなく遠方からの観光客でもにぎわっています。またハヤブサの営巣地としても有名です。
大正9年(1920年)4月1日に点灯された「チキウ岬灯台」は、地球岬の突端、海抜130mの断崖の上にあり、灯台の光は約44㎞の遠方まで届きます。
一般的に灯台は冬の雪と判別するため、外壁には赤や黒の色が混じっており、「チキウ岬灯台」のような全体が白色の灯台は珍しく、上から見下ろせたり、下部が八角形の灯台という部分も珍しいです。毎年、「海の日」の祝日などに、一般公開されています。
「地球岬」の名前の由来は、アイヌ語で「断崖」を意味する「チケプ」に由来します。「チケプ」の読み方が「チキウ」、に似ていたことから「地球岬」となりました。
JR「室蘭駅」から徒歩3分、「室蘭駅前」バス停から「道南バス」(地球岬団地線)で約20分、「地球岬団地」下車、徒歩20分。
1時間に1本程度あります。
1時間に1本程度あります。