豊後路の旅
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「豊後路の旅」の提灯です。豊後路と言えば、大分の麦焼酎「二階堂」が有名ですが、この提灯は、それではありません。豊後とは現在の大分県辺りの旧国名で、豊後路の旅とは、大分県周辺の旅行という意味と理解することができると思います。
向かって右側の一番上には大分県宇佐市にある九州自然動物公園の「アフリカンサファリ」と共に、ライオン、ゾウ、キリンが描かれています。真ん中には「別府地獄巡り」のかまど地獄をイメージした「地獄めぐり」と共にこん棒を握る赤鬼が描かれいます。最後に猿で有名な高崎山自然動物園をイメージした「高崎山」と共に猿が2頭描かれています。
一方、左側の上には、全国に4万社もある八幡様の総本宮です「宇佐神社」、下には日本三大奇勝のひとつ「耶馬渓」、特に本耶馬渓の青の洞門や競秀峰は有名です。
裏面の上には、凝灰岩の岩壁に刻まれた磨崖仏「臼杵石仏」下には3億年前の古生代に形成され、30万年前に阿蘇火山大噴火により水没した「稲積水中鍾乳洞」が描かれています。
こうしてこの提灯を見ると、実に見どころ満載の豊後路(大分)と言えるのではないでしょうか。