青森&ねぶた祭り
東北三大祭りの一つ「青森ねぶた祭」。
青森市中心部を「人形ねぶた」と呼ばれる山車が運行し、「跳人(ハネト)」と呼ばれる踊り子たちが「ラッセラー、ラッセラー」と掛け声を上げながら踊り歩きます。
毎年8月2~7日の6日間に渡って開催され、全国から約300万人の観光客が訪れる青森の夏の風物詩です。
「ねぶた祭」は主に青森県の各地で行われ、明かりを灯した巨大な灯籠(=ねぶた)を山車に乗せて練り歩く華やかなお祭りです。
その起源は奈良時代の七夕祭りまで遡ると言われており、地元の多くの人にとって一年で最も重要なイベントとされています。
中でも青森ねぶた祭は毎年200万人以上を動員し、仙台の七夕祭り、秋田竿燈(かんとう)祭りと並んで東北の三大祭りとして人気のお祭りです。
「ハネト」と呼ばれる踊り手がねぶたの周りを取り囲み、お囃子の音に合わせて元気よく飛び跳ねる姿を一目見ようと、全国からの観光客で賑わいます。
「ねぶた」の語源については諸説ありますが、農作業の忙しい時期に疲れからくる眠気に負けないように「眠気を流す」→「ねむた流し」…と訛っていき、「ねぶた」または「ねぷた」と言われるようになったとの説が有力です。
ねぶた祭は青森県の各地で行われており、その中でも一番大きいのが「青森ねぶた祭」で、その他に「弘前ねぷた祭り」、
「五所川原 立佞武多(ごしょがわらたちねぷた)祭り」などがあり、さらに小さなものまで含めると40以上あります。
参考:オマツリジャパン