秋吉台&秋芳洞
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「秋芳洞」(あきよしどう)と「秋吉台」(あきよしだい)の両面提灯です。まず、「秋芳洞」は、「しゅうほうどう」ではなく、「あきよしどう」と読むにが正しいのですが、いまでも「しゅうほうどう」と呼ぶ人も多くいます。なぜかというと、大正15年、昭和天皇がまだ皇太子であった頃、後の秋芳洞である、滝穴と呼ばれる洞窟を御探勝されました。そして、殿下の思し召しにより、「あきよしどう」の名前を賜ったのです。命名は電報で伝えられ、「秋吉洞」と地名のままに頂いたと思われましたが、確認したところ、「秋芳洞」と書くとお返事がありました。しかし、この地域は昭和30年4月に合併し、秋芳町(しゅうほうちょう)と命名され、地元住民が秋芳洞(しゅうほうどう)と呼んでいたこともあり、今でも「しゅうほうどう」と呼ぶ呼び方が根強く残っているそうです。
秋吉台国定公園の地下100m、その南麓にある「秋芳洞」は、山口県美祢市にあります。鍾乳洞としては東洋屈指の規模を誇っており、洞内の観光コースは約1km(総延長は10.7kmを越え国内第2位)、観光洞としてはもちろん日本一の大きさという壮大なスケールの鍾乳洞です。その中でも皿のような形の石灰花が段丘状に広がる「百枚皿」や高さ15mもあるフローストーン「黄金柱」などには目を奪われます。温度は四季を通じて17℃で一定し、夏涼しく冬は温かく、快適に観光できます。時間が凍結したような不思議な自然の造形の数々は変化に富み、私たちの心に大きな感動を呼び起こさせてくれます。
JR「新山口駅」から「防長バス」で約45分「秋芳洞」下車
JR「東萩駅」から「防長バス」で約1分時間10分「秋芳洞」下車
JR「山口駅」から「JRバス」で約1時間「秋芳洞」下車
JR「美祢駅」から「舟木鉄道」(あんもないと号)で約30分「秋芳洞」下車
JR「東萩駅」から「防長バス」で約1分時間10分「秋芳洞」下車
JR「山口駅」から「JRバス」で約1時間「秋芳洞」下車
JR「美祢駅」から「舟木鉄道」(あんもないと号)で約30分「秋芳洞」下車