秋田ふるさと村
秋田ふるさと村の提灯です。
秋田ふるさと村とは、かまくらの街 横手にある観光総合施設です。
提灯の左右と裏面の3面を使って、
施設全体の全容図を描きながら、
向かって右側には、
ナマハゲブラザーズとメインキャラクターのノブが描かれています。
一方、左側には小町チャンとチカリ爺さん、クマゲラのクッキー、
裏面にはミスター・ストーンが描かれています。
それぞれのキャラクターには意味があって、
秋田ふるさと村のサイトによると以下の通りです。
「ナマハゲブラザース」は、男鹿のナマハゲ伝説が由来。
もともとイタズラ好きなドタバタコンビで、
音楽が得意な鬼の兄弟。
名前は、赤鬼が「クリムゾン」、
青鬼が「ビリジャン」と色の名称に由来しています。
「ノブ」は、秋田犬の仔犬で
少々のんびり屋さんだが、冒険好きで勇気があるそうです。
「ノブ」の名前は、南極探険の白瀬矗中尉の「ノブ」
にあやかり名付けられました。
忠犬ハチ公など、人間と関わりの深い動物の代表である「犬」が
秋田ふるさと村のメインキャラクターモチーフとなっています。
「小町チャン」は、美人で名をはせた小野小町伝説や、
田沢湖の辰子姫物語などが由来です。
皆があこがれるマドンナで、ノブや仲間たちの紅一点、
「小町チャン」。実は、竜の化身でもあります。
「チカリ爺さん」は、
北奥羽の山村で古くから狩猟を生業とするマタギ。
「シカリ」というマタギたちの統率者の名前にちなんで
名付けられました。
賢者で物知り、
語り部でもあり「ノブ」の良きアドバイザー役です。
「クッキー」は、世界的にも貴重なブナ原生林・白神山地に生息する
「クマゲラ」にちなんでいます。
「クッキー」の名前は、キツツキが木に穴をあける動作と
お菓子のクッキーをイメージして名付けられました。
「ノブ」の行く手を空から案内したり、
見張りをする役目を担っています!
「ミスター・ストーン」は、鹿角のストーンサークルや
森吉町の遺産出土品の「石」、
そして「意志」が強いなどからイメージされた
「ミスター・ストーン」。
時空を超え過去(縄文時代)から未来(宇宙)まで
自由に飛び回る予言者的存在です。
最後に、ここには登場していないのですが、
2014年11月8日に誕生したノブの妹「ノンちゃん」。
甘えん坊でお昼寝が大好き。
虹の橋を渡ってやってきました。
そのため、足の裏は虹の模様になっています。
チャームポイントは両耳に付いている大きなリボン。
夢は子供たちに風船を渡すことです。
風船を忘れてきちゃったり、
ついつい眠くなって風船を手離して飛ばしてしまったりして、
ドジばかり。なかなか風船を渡せません。
いつか風船を渡せますように。
提灯は、パッと見は程度良好ですが、
小さな穴があります。
元箱はありません。