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明石海峡大橋

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    明石海峡大橋

 「明石海峡大橋」は、兵庫県の神戸市から淡路島の岩屋までの3,911mの長さを誇り、中央支間長(2本の主塔の間の長さ)が1,991mでギネスにも認定された世界最長の吊り橋で、真珠を連ねたようなライトップの美しさから「パールブリッジ」とも呼ばれています。

 その高さは298.3mあり、普段なら自動車でしか渡れないこの橋を、歩いて渡るスリル満点のイベント「明石海峡大橋海上ウオーク」が年2回5月と11月に実施されます。対象は小学4年生以上で、4kmの歩行が可能で高さ約40mの階段を昇るので、高所恐怖症でないことが必須条件です。これと合わせて閉所恐怖症でないこと、トイレを2時間程度我慢できる人ということも条件です。

 一方、「海上ウオーク」では行く事の出来ない更に高い300mの高さまで行く事のできるツアーが「ブリッジワールド」です。
こちらは、毎年4月1日から11月30日の毎週木曜から日曜と祝日に午前と午後の2回に分けて実施されているので、行くチャンスは飛躍的にあがります。

 この「ブリッジワールド」の参加条件も、高所恐怖症、閉所恐怖症でないことは当然ですが、対象は中学生以上で、中学生は大人が同伴すること。補助具なしで自ら2kmの歩行と階段の昇り降りができることが条件になります。ツアーに参加する人は、「橋の科学館」に集合し、「橋の科学館」を無料で見学できます。受付を済ませたら説明会へ。ガイド用のイヤホンやストラップ、ヘルメットなどを装着しガイドさんが同行してくれます。まずは、橋桁の中にある遊歩道「舞子海上プロムナード」を通り、明石海峡をはじめ、大阪湾や瀬戸内海の景色を楽しみます。その後階段を降りて高さ40mの金網の管理用通路を通り淡路島方面の主塔まで、約1kmを徒歩で渡ります。2本ある主塔の神戸側の主塔に到着するとエレベーターに乗り込み98階まで上ります。エレベーターを降り階段であと1フロア上ると目的の塔頂に到着。細い階段の上の天井扉を開いて外に出ると、そこには360℃の大パノラマが広がります。そこは高さ約300m。天気の良い日はあべのハルカスや関西国際空港なども見えるそうです。滞在時間は約15分。ツアー終了後は「認定証」がもらえます。スリリングで楽しい「ブリッジワールド」の参加費は、大人1名3,000円、中学生1,500円。午前の部は9時半から、午後の部は13時半からで、所要時間は約2時間半です。

「ブリッジワールド受付の船の科学館」へのアクセスは、
JR「舞子駅」より徒歩約5分
山陽電鉄「舞子公園駅」より徒歩約7分
高速バス「高速舞子」バス停より徒歩約7分