会津村 ~やすらぎの郷~
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やすらぎの郷「会津村」の片面提灯です。
向かって右側には三つ巴の紋と三重塔が描かれ、
左側には会津慈母大観音様のお顔が大きく描かれています。
会津村は、宗教法人法國寺の会津別院で、
提灯にもあるように「やすらぎの郷」でもあり、
「祈りの里」でもあります。
庭園は六万坪にも及び、
春には満開の桜、つつじ、紫陽花が咲き、
夏の水辺には凛と咲く蓮が、
秋には紅葉に色付く庭園のパノラマを楽しむことができます。
また、子宝・安産にご利益があると言われ
パワースポットとしても注目されています。
三重塔に祀られる鬼子母神(きしもじん)は、
パーンチカと云われる神様の妻であり
500人の子供を産み育てていました。
その子供を育てるために
人間の子供をさらって食べていた鬼子母神でしたが、
お釈迦様の罰を受け改心し、
鬼ではなくなりました。
手には吉祥果とよばれるザクロの木の枝を持ち、
子供を守る神として子孫繁栄を願う守護になったと云われています。
会津慈母大観音は、
世界平和を祈念し建てられた高さ57mの会津慈母大観音。
その胎内に祀られている千手観音は、
広大無限な慈悲の心でどんな人でも救済し、
あらゆる祈願成就を授けると言われています。
提灯は、残念ながら破れや穴が散見されます。
また、一部竹ひごがゆるんでしまっています。
元箱はありません。