あぶくま洞 Part2
「あぶくま洞」は、約8,000万年という歳月をかけて創られた大自然の造形美で、全長600mの洞内には、種類と数の多さでは東洋一ともいわれる鍾乳石が続きます。
したたり落ちる地下水が自らの溶食作用によって創りあげる様々な造形美にはそれぞれに名前が付けられ、訪れる人を魅了します。
洞内最大のホール「滝根御殿」、日本の鍾乳洞で初めて舞台演出用の調光システムが導入された「月の世界」など見どころが沢山あります。
また、「入水鍾乳洞」の方は、国の天然記念物に指定されていて、本格的なケイビングの醍醐味が味わえる鍾乳洞です。
全長900mの狭い洞内は、入口から最奥部までA,B,Cの3つのコースに分かれています。
Bコースから奥はほとんど手が加えられていないため、10度の冷たい水に膝まで浸かり、懐中電灯やろうそくの灯りを頼りに、鍾乳洞の隙間をくぐったり、よつんばいになりながら進みます。
更にCコースともなれば案内人が必要です。
ろうそく、合羽、ゴムぞうりなどは券売所でレンタルできますので安心です。
ちなみに、提灯に描かれている「古城」や「観音像」は、昔の愛称で、今はそれぞれ違った愛称になっています。
あぶくま洞へのアクセスは、
JR「神俣駅」からタクシーで約5分
JR「神俣駅」からタクシーで約5分