網走刑務所
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網走刑務所の片面提灯です。
向かって右側には、網走刑務所の歴史が箇条書きで記されています。
左側には網走監獄の入口付近が描かれています。
提灯の正面左上には「魔除」と記されています。
これは網走刑務所の受刑者が作っていた
ニポポという人形に
魔除け効果があるという事からではないかと思います。
右下の「網走番外地」は高倉健主演の東映映画から
記されたものだと思います。
提灯向かって右側の歴史は、下記のように箇条書きされています。
明治23年3月 北海道集治監網走分監として開設。
明治36年3月 勅令第35号をもって網走監獄として独立。
大正11年10月 勅令第434号により網走刑務所と称す。
昭和23年12月 矯総甲第1738号により重警備刑務所に指定される。
昭和43年11月 札幌矯正管区分類規定の改正によりB級受刑者を収容する。
一方、左側には網走監獄(旧網走刑務所)の入口付近が描かれています。
所謂世間で言う「網走刑務所」はかつての網走刑務所で、
現在、その施設は「網走監獄博物館」となっています。
現在の網走刑務所は実在し、犯罪傾向の進んだ者(再犯者・暴力団構成員)や
執行刑期10年以下の受刑者の短期収容を目的とする刑事施設として、
日本最北端の刑務所として現在も運用されています。
提灯そのものは痛みも少なく
程度良好です。
箱はありません。