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高野山&奥の院 Part3

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「石童丸物語」の芭蕉の句

高野山の修行の中心は「根本大塔」

 「高野山」と「奥の院」の提灯は、これまでにも2つ紹介しています。

  「高野山&奥の院 Part1」
  「高野山&奥の院 Part2」

 提灯のデザインや絵のタッチこそ違いますが、芭蕉の句と根本大塔の絵が描かれていますので内容は一緒になります。

 芭蕉の句「父母の しきりに恋し きじの声」は、石童丸物語に因んだものです。石童丸物語とは、石童丸が生まれる前に京へ出家した父に会う為に姉が父の為に作っ衣を持って母と2人で京へ行くことから始まります。京へ到着すると、石童丸の父は高野山に行ったことを知ります。高野山は女人禁制なので、石童丸は母と別れ1人で高野山に入りました。するとそこで出会ったお坊さんが父は死んだと教えてくれました。石童丸は山から降り母にそう伝えると母は嘆き亡くなりました。石童丸は高野山に登り、先ほどのお坊さんに衣をあげて、母を弔ってもらいました。苅萱関に戻ると姉も死んだばかりでした。1人になっってしまった石童丸は再び高野山に登り、お坊さんに弟子入りしました。しかし実はそのお坊さんこそが石童丸の父だったのです。ですが父は正体を知られたくありませんでした。石童丸の父はその後、長野の善光寺に去ってしまったという話です。

「根本大塔」は、高野山・壇上伽藍の中心であり、高野山全体の修行の場としての中心であり、そのまたさらに中心となる場所です。その根本大塔の頭上には寺紋が二つ描かれています。「五三の桐」と「三頭右巴」(さんとうみぎどもえ)の寺紋です。「五三の桐」は、豊臣秀吉拝領の青厳寺の寺紋。「三つ巴」は、高野山の鎮守・丹生都比売神社の家紋です。一般に寺紋は、一つですが、金剛峯寺はこの二つで寺紋とされています。いわゆる神仏習合の象徴的なイメージかもしれません。

高野山奥の院へのアクセスは、
南海電鉄「高野山」駅から「南海りんかん」バス(奥の院行)で約20分。
「奥の院」バス停下車。徒歩10分